May 12, 2008

5月12日 オーストラリアへ

たった今、オーストラリア出張に向けて
スーツケースに荷物をいれているところです。
今回も雑誌の仕事。
オーストラリアは始めてなのでとても楽しみです!!

本当はUnited Astrology Conferenceという
数年に1度の大きな占星術大会が
アメリカで行われる時期だったので
そちらにも行きたかったのですが、
今回は残念ながらキャンセル。

実はあまり大きなお祭り騒ぎは
あんまり好きではなくなってきて
最近は小さなセミナーのほうばかりを選んでいます。

あと小一時間でお迎えが来るのでそれまでに
忘れ物がないようにしないと。
飛行機のなかで読む本をどれにしようか、と考える。
これが結構楽しみなんですよねえ。

Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |

May 09, 2008

5月8日 ランボー 試写

今日は六本木ヒルズで行われた
「ランボー 最後の戦場」プレミア試写がありました。
スタローン氏も来日!
なぜかぼくもレッドカーペットならぬ迷彩カーペットを
歩かせていただき、感激。その様子はこちらの
ニュースサイトでレポートされています。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080508/24755

今回は、大変な自然災害に見舞われている現在、
軍事政権がなかなか人道的援助を
受け入れようとしない、ミャンマーが舞台。
あまりにタイムリーな舞台設定を見ていて
胸が本当に押しつぶされそうになりました。

占星術は心の宇宙を旅する営みではありますが
その「内側」の出来事や動き、
つまりひとりひとりの心のありようが
集合的には世界の動きにつながっているとも教えています。

情報に目をふさぐことなく、何が一人ひとりにできるのか
考えなければならない
、と感じました。

Posted by 鏡リュウジ  映画・テレビ |

May 01, 2008

5月1日 ヴィーナス、ヴィーナス、ヴィーナス!!

今年の連休はぼくも久々にゆったりしています。
昨日は、行こう行こうと思って
なかなか行けなかった国立西洋美術館の
「ウルビーノのビーナス展」に行ってきました。

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ギリシャからルネサンスまでの
ヴィーナスをモチーフにした歴史的名作を
一堂に集めたすばらしいエキジビション。
占星術や元型心理学に関心をよせるものとしては
見逃せません。
たとえば、15世紀後半にイタリアはフェラーラの
エステ家に所蔵されていた美麗な細密画書「天球について」。
ここに登場する惑星神の図像は、占星術の
歴史書にはとりあえず登場するほどの有名なものですが、
まさか実物を日本でこの目で
見ることができるとは思いませんでした。
展示されていたのは「金星」のページだけですが、
チャンスがあったら、ぜんぶのページを見てみたいものです。
(ぼくの監訳した「占星術百科」などにも図版があります)

美術館にはとある俳優さんらとご一緒したのですが
もちろん、その方は神話的なモチーフにはあまりお詳しくなく、
老婆心ながら僕が解説役を買ってお出ることになりました。
直接、若い方からの質問を受けると僕も新鮮。
たとえば「ビーナス展なのに
アフロディーテって書いてありますけど」
とか「スリムな美人のビーナスもいるのに
ちょっとぽっちゃりしている絵が多いのはどうして?]など
きちんと説明するのが意外と難しい問いを
つきつけられたかんじでした。

次回の「アカデメイア」での金星に関するセミナーでも
こうしたことはとりあげる予定です。

http://www.akademeia.co.jp/oneday-s.html#day05

とちゃっかり宣伝。

そうそう、先日は六本木ヒルズの
5周年パーテイにお招きいただき
森タワーの屋上から夜景も楽しませていただきました。
なんだか充実の最近です。

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April 25, 2008

4月23日 モノ学研究雑誌第2号

今日はまた雨が降ったり止んだり。
でも気温はどんどんと高くなっていますね。
初夏はもうすぐそこ、というかんじです。

今日は朝から東京の
FM局 J Wave「ブームタウン」での生放送でした。
リスナーのみなさんのお悩みに
ホロスコープからお答えするという二時間半。
たくさんメールをいただいたのですが
とりあげることができたのはほんの少し。
次回の企画もあるかもしれないので
ぜひ楽しみにしていてくださいね。

さて、今日は少しご紹介させていただきたいものが。
かねてブログでご紹介したことのある、
非常に興味深い研究会「モノ学・感覚価値研究会」
現・京都大学教授の鎌田東二先生が中心になって
分野を横断するさまざまな研究者が
スピリットと物質を包含する「モノ」と、
それをめぐる感覚について意見を交換し合うグループ
です。
僕も研究協力者として末席を汚させていただいておりますが
このたび、その研究会での論考をまとめた
雑誌の第二号が出ました
僕の発表も収録されています。

鎌田東二先生、万葉研究の上野誠先生、
ケルト研究の辺見葉子先生、人類学の船曳建夫先生、
また作家・評論家の切通通作さんほか
実に興味深い論文が集められています。

今回、この雑誌を鎌田先生らが中心になって運営されている
「東京自由大学」で一般の方にも頒布することができるとのこと。
1部1100円程度、送料が別にかかると思いますが、
もし興味がありましたら下記のホームページへ
メールを出してくださいませ。

東京自由大学はNPO法人で、
一流の研究者たちによる講義やワークショップが
自由に受けられる稀有な場所。
こちらのプログラムもごらんくださいませ。
http://homepage2.nifty.com/jiyudaigaku/

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April 22, 2008

4月22日 昼むかしはいけない

河合隼雄先生の追悼シンポジウムで耳に残った言葉。

民俗学、東北学の赤坂憲雄先生が
おっしゃったことなのですが、
かつては「昼むかしはいけない。
したらネズミが小便をする」
などといったそうです。
夜むかし、とは夜に昔話をするということ。
昔話、伝承というのは、特別な、ハレのときにのみに
語られていたということです。

昼間に昔話をするということは
神話的な時間が日常のなかに
入り込んでしまうということなのでしょう。

占いや魔法の世界というのも、
実は一種の「昔話」のようなもの。
昼間の科学の目で見ると、
かそけきその存在は消えてしまうかもしれません。
僕たちはついつい忘れがちになってしまいますが、
スピリチュアルな世界というのはやはり「夜」の営みなのです。

その夜の時間と昼の時間の境界を大事にしながら
進んでいきたいと思います。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

April 21, 2008

4月21日 京都へ

ひさびさーというほどでもないんですが京都に戻ってます。

河合隼雄先生の追悼シンポジウムがあり
拙訳『魂のコード』の著者のヒルマン先生
鎌田東二先生などのお話を聞きにいくためです。
先生がたのお話はとても心に染み入るもので
河合先生のことを「夜の思想家」
評されたのが印象的でした。

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で、高校時代の同窓生が集まってくれて夜は飲み会に。
みんな変わってるようで変わってない。
新幹線、キャンセルしてとまってしまいました。
いいもんですね!

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そしてこちらは南禅寺の参道
ここが通学路だったとは、今にしてはすごいこと。

本当に恵まれていました。

Posted by 鏡リュウジ  日記・コラム・つぶやき |

April 18, 2008

4月18日 誕生日バイブル!!

この1年、こつこつと作っていた
『誕生日バイブル』が発売になりました。

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366日、それぞれの誕生日ごとの
パーソナリテイをしっかりと分析しています

類書は多いけれど、日本人の著者ははじめて
日本のカルチャーになじむように、
気を配って作ったつもりです。
もちろん、占星術のシンボルがもとになっていますが
それに加えて、数秘術の要素、それから裏の資料としては
近代占星術の父、アラン・レオの度数シンボルも
ひそかに、ぼつぼつと参照したりしています。

うちの書架の古い本を探してみると
日本でも昔、ゾラーというアメリカの占い師が
作った誕生日占い本や英国で出ていた
バースデイホロスコープ(1903年)なんてものが出てきて、
誕生日占いはずっと人気があったんだなあと気づかされます。

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出来上がった本を近所の友人たちに見せたんですが、
こちらの期待以上に盛り上がる様子。

ぜひぜひ、一家に1冊。オフィスに1冊。(笑)
みんなでわいわい楽しんでいただけると幸いです。

損はさせません!

Posted by 鏡リュウジ  書籍・雑誌 |

April 14, 2008

4月14日 阪急×フラウ イベント!

いまをときめく小栗旬さんが表紙が目を引く、
今月発売の「フラウ」は大人の恋愛特集
ぼくも金星の恋の占星術を
誌面でやらせていただいていますが
今回は、誌面を飛び出してイベントにも参加します。

有楽町阪急でのトークショー
僕の著書「星のワークブック」か、あるいは
FRaU5月号を含め、5250円以上(税込)のお買い物を
阪急内に特設されたFRaUセレクトショップで
していただいた方から抽選で40名様に参加の権利が。

ヴィーナス(金星)の花といえばローズ、
今回はローズにちなんだグッズを
編集部の方と一緒にセレクトさせていただきました。

春は恋の季節、薔薇の香りにつつまれてみませんか?
トークショーは今月18日なのでお急ぎを。

http://www.hankyu-dept.co.jp/yurakucho/event/space.html

Posted by 鏡リュウジ  書籍・雑誌 |

April 11, 2008

4月11日 アダモちゃん!

LaLa TVでの対談番組、
「鏡リュウジの星物語」収録でのこと。

テレビ雑誌の取材で、島崎俊郎さんふんする
「アダモちゃん」
がスタジオに来てくださいました。
「俺たちひょうきん族」どんぴしゃ世代の僕は大感激。
写真もとってかまわないと
ご親切におっしゃっていただいたので
お言葉に甘えてぱしゃり。

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ご本人のチャートもチラッと拝見したのですが
太陽が木星と土星でグランドトライン、
水の星座の三角形です。
とてもやさしい人なんだろうなあと思いました。
一方で金星は火星と土星とTスクエアで、
美意識や芸ごとにたいしては厳格な方なのだろうなとも。

アダモステーといっしょにやった写真はスカパーの
TV雑誌に掲載されるはず。

Posted by 鏡リュウジ  映画・テレビ |

April 07, 2008

4月7日 フロイト先生の運命観

このところ、何かと「運命」について考えているのですが
なんだか急に思い立って、長い間、手にとっていなかった
フロイトの本をひっぱりだしたら、こんな記述に出会いました。

「制御されていない自然(これは運命と呼ばれる)が
損害を起こすことが問題となる」
「自分ばかりではなく、ほかのみんなをおびやかしている自然、
つまり、運命の圧倒的な力にたいしては
どのようにして身を守るのだろうか」
これは『幻想の未来』からの一節。

Img082_3  つまり、フロイトは自然は本来、
 人間存在にたいして敵対的であり害を
 なすもの
であり、それにたいして限りなく
 矮小なものとしての自己イメージが
 人にはあると考えています。
 その自然の脅威から心理的に
 防衛するための装置として宗教が存在する
 と考えているのですね。
 フロイトはそこから、まるで
 推理小説のような、圧倒的な文章力で
 心理的防衛機能と幼少時の
 両親イメージを結びつけ、「父なる神」という
 観念がいかにして生まれてきたかを
 語っていきます。
「トーテムとタブー」という本に見られる
恐るべき推理はご存知かもしれませんね。
ユングはフロイトと違って人間の「内的自然」は
目的をもっていて、その働きは人を全体性に向かわせる
自律的な作用がある
と考えています。
このほうがずっと口当たりはいい。
もっともユングのなかにはある種の暗さというか、
重みがあるんですけれど、その正体については
もう少し考えなければならない。
(ニューエイジ的なすべての出来事に意味がある、という
ような言い方はユングのなかに
準備されているといっていいでしょう)
すべてに意味を見出そうとしたユングの志向性と
ほっておいたら何をするかわからない、カオテイックな
自然に対し、人は「禁止」によって文化を
作り上げてゆくのだとみるフロイト

二人の運命観の違いが鮮やかに記されています。

しかし、フロイトはちゃんと読むと面白いですよね。
人々が夢中になったのもわかります。
ドイツ語で読んでいるわけではないけれど、本当に名文家。
やはりすごいですね。

Posted by 鏡リュウジ  書籍・雑誌 |