『神々の沈黙』 日記:4月6日
TV番組「グータン」のための取材。
何名かのタレントさんのチャートを読みます。ゲストがだれかは放送をみてのお楽しみ。
VTRでは、この分析が手紙というかたちになるみたい。
ちゃんとお話したことが文章になるのか、心配ではあります。
その帰り、新宿紀伊國屋書店によって本を何冊か買いました。
手相の関係の洋書とか、超ミニサイズのタロットとか。
そして「おーー!」と思ってすぐに買ったのはジュリアン・ジェインズ著 柴田裕之訳『神々の沈黙』(紀伊國屋書店)です。この原著は1976年に出たのですが、僕のような意識に興味のある人間にとっては、よく知られた本でした。まさか今頃翻訳が出るとはおもっていなかったのでびっくり、です。
この本は、驚くべき仮説を展開しています。人類の意識は、わずか3000年ほど前に出現したものにすぎず、ギリシアで「イリアス」などが書かれた時代には、右脳からささやかれる情報を文字通り「神々の声」として聞いていた、それが多くの古代文明を成立させたというのです。
つまり、叙事詩の時代の人々は神々をリアルに体験していた。しかし、意識というソフトウエアが完成して、そうした神々の声は聞こえなくなっていった…。これはトンデモ本なんでしょうか。それとも、まじめにとりあげるに値する新しい意識考古学の発想なんでしょうか。僕にはなんとも言いがたいので、今後機会があったら、脳科学の茂木健一郎先生にでも聞いてみよう…。
しかし、70年代以降の意識論や精神世界論に大きな影響を与えた本なので、日本語で読めるのは本当にうれしいですよ。
















