9月4日 シンデレラは運命の人と出会えるか?を占う本
アメリカのハリケーン被害すごいですね。
以前にも少し書いたように
水星、火星、海王星のハードアングルが
占星術的には気になっていました。
ベタベタな読みですが、暴力的な(火星)風害(水星)、
水害(海王星)ということなんでしょうか。
被害にあわれている方々に心からのお見舞いを申し上げます。
あちこちで募金なども行われていますから、どこかで協力できることをぜひ何か、と思っています。
さて、気を取り直して、今日はまたちょっとユニークな占い本をご紹介。
カリフォルニアのタロット・マスター、ジェイムズ・リックリフ著『物語るタロット』(Tarot Tells the Tale)です。
アメリカを代表するオカルト出版社レリュウインから03年に刊行。
英語圏でのタロットファンにはよく知られている本です。
一言で言えば、これはさまざまなタロット・リーデイングの結果ばかりを
あつめた一種のケースブックなんですが、その質問者たちは超有名人ばかり。
なんと、歴史上の人物や神話、小説の有名なキャラクターが人生上の一大事をタロットに問いかけています。
答えるのは、「ナイトホーク」氏。(リックリフのペンネーム)
たとえば、かのシンデレラは舞踏会の直前にこんな相談の手紙を
ナイトホークに送っています。
「親愛なるナイトホーク様
家事に追われて家に縛り付けられている私は、どうやって
運命の人と出会うことができるでしょうか?継姉たちは舞踏会にいって
立派な紳士に会えるでしょう。けれど私にはそんな機会は与えられていません。どうすればいいのでしょうか?
敬具
シンデレラ」
ここでナイトホークが引いた3枚のカードは、
カップのクイーン、奇術師、そしてカップの3の逆。
さて、あなたならどんな解釈をしますか?
ほかには恋人を裏切ったことで失恋したプシュケ姫、
フランスを救えと天使に命じられたジャンヌ・ダルク、夜中の自分の行動が不安で仕方ないジキル博士、戦時中のチャーチル、アメリカ独立宣言を起草中のトマス・ジェファソン、息子イカルスに人工の翼を作った神話の匠ダイダロス、彫刻に恋してしまったピグマリオンなどなどから相談が寄せられています。もちろんこれらの質問は創作ですが
著者はきちんとカードをひいて、解釈したんですって。
もともとはアメリカタロット協会のニュースレターなどで好評を博していたコラムを編集したものだそうです。
まあ、ばかばかしいともいえますが、しかし、一方では神話や歴史上の人物の状況というのは、普遍性があるともいえますから(人が共感できなければ、すぐに忘れられてしまいます。元型的な状況とはこんなもの)
イマジネーションを働かせれば、いろいろな人生上の状況を考える訓練になるのかもしれませんね。
もちろん、占いを実践している人なら詳細なコメントもついていますから読んでいるだけでリーデイング力があがるでしょう。
しかし、面白い本です。ニヤニヤしながら読んでいると、はっと気づかされるフレーズが出てきたり。
ユーモアと知性の両方を感じさせますな。こんな冗談ともまじめな試みともいえない本が出せるアメリカタロット市場ってすごいですよね。
今日はNHKの大河では義経は壇ノ浦の合戦でしたが
その直前の状況を占ったらどんなカードがでますかね??
















