9月16日 おお、こんな本も翻訳が!!
今日は珍しく一日原稿に取り組める日なので
ランチをかねて近所をぐるり、
書店によったらこんな本がありました。
『ヨーロッパ異教史』プルーデンス・ジョーンズ&ナイジェル・ペニック共著山中朝晶訳。
お、おおーー!!すぐ購入。
というのも、この著者は古い知人なのです。
な、なつかしいーー。
プルーデンス・ジョーンズさんは学生時代の僕が
イギリスに通い始めたときにとてもよくしてくださった方で、占星術家であるとともにペイガニズム(ヨーロッパの異教)の研究、実践家です。いろいろな専門家の方をご紹介くださったり、お食事に誘っていただいたり。
学研から出ていた占い雑誌『エルフィン』の読者だった方なら、プルーデンスからは何度か原稿をいただいたことがあったので、覚えていらしゃるかもしれません。
『ヨーロッパ異教の歴史』はプルーデンスさんの主著。刊行されたときから僕はいつも座右においていました。情報量が多くてすらすら読める本ではありませんが、しかし、ヨーロッパの古代の異教について知りたいときには便利なソースブックです。
この本はとてもアカデミックなものですが、ほかにもっと実践的だったりメッセージ色の強い著作もあります。
ケルト文化研究でまたネオ・シャーマンでもあるケイトリン・マシューズさんとの共編著『魔法円からの声』は現代の魔女や異教復興者の記事を集めたアンソロジー。
『クリエイテイブ・アストロロジー』は、ただホロスコープを「解釈」するだけではなく、心理劇やイメージ誘導などをつかって星のシンボリズムを「体験」するという、実験的な占星術実践についてのアンソロジーです。
いずれもこれらは「実践者」としての立場からの作品であり、こうした本の著者が同時にアカデミックな研究書をものにする、というケースは非常に珍しいのではないでしょうか。
それから、もうひとつお宝をご紹介。プルーデンスさんがかつて作っていたパンフレット。「星座の北欧神話」です。これにはサインをいただいています。
プルーデンスさんからは今でも毎年クリスマスカード(いえ、異教世界の擁護者である彼女からはキリスト誕生を祝うクリスマスではなく、冬至を祝う「ユール」カードがきます)をいただいているのですがすっかりご無沙汰しています。
さっきあわてて日本版の出版をお祝いする
ファックスをお送りしました。
安価な本とはいえませんし、イージーリーディングともいえませんが、魔法の源流を知りたいあなたはぜひこの本を手にとってみてください。
また、このような本を翻訳してくださった訳者の方、刊行してくださった版元の方にも、感謝したいきもちです。
こうした本をきちんと評価して購入したり、
図書館に注文してくださることが、真摯な研究者をサポートすることになると思います。
















