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May 31, 2006

5月30日 All Aboutで紹介されました

あまたあるサイトの森のなかで
迷子になってしまいそうな初心者の方々にとって
頼りになる道案内役として知られている
All Aboutのサイト。

もちろん、このなかには占いのガイドページもあり
富永隆光さんがガイドとしてさまざまなページの案内をされています。
僕自身もよく参考にさせていただいていますよ。

ところで、このサイトではこれまでなぜか有料サイトの案内がなかったようなのですが
今後は有料サイトもご紹介くださるとのこと。

その栄えある一回目のサイトとして@niftyのなかの、僕の
「ソウルフル・タロット」のガイドをしていただきました。
ソウルフル・タロットのメニューやその構成、特色など実に詳しくレポートしてくださっています。
http://allabout.co.jp/interest/fortunetelling/closeup/CU20060411A/index.htm
富永さん、どうもありがとうございました!



ほんとにこれだけの情報量があつまると、これからは「目利き」の時代だと思うのですよ。
玉石混交、かつ、各ジャンルの境界があいまいになっている時代だからこそ、
確かな目をもつ人の意見に耳を傾けることが必要なんですよね。

こういう「ガイド」の方の役割はますます大きくなると思います。

Posted by 鏡リュウジ   |

May 29, 2006

5月29日 妖精の町・宇都宮

昨日、宇都宮美術館で『妖精学講座』の一環として
講演をしてきました

宇都宮市の美術館は緑豊かな公園の中にあるとても環境のいいところ。

そこで40分ほどユング心理学と占星術について
お話をし、その後日本におけるケルト学、妖精学の
第一人者である井村君江先生と対談。
さらにそのあと、懇親会にも出席しました。

井村先生からは「妖精は拝星教徒である」と伺い、
古代からの星辰崇拝のイメージが民衆のなかに残存しているのではないか
というロマンチックな思いにとらわれました。
懇親会には京都造形大学で教鞭をとられる鎌田東二先生も顔を出してくださって
とても楽しいひと時でした。

井村先生、鎌田先生とはウイリアム・ブレイクやイエーツの研究書についての
ちょっとマニアックな話もでて、またその一方では
ソフトな星占い談義もすることができて、まさに妖精的な雰囲気。
マドモアゼル愛先生も、「妖精茶会」を主宰されていますが
こんど愛先生もお誘いして、井村先生の御宅にお邪魔してみよう・・・。

宇都宮市は市をあげて
宇都宮を『妖精の町』にしようという運動もあるようで
近々妖精センターもできるそう。井村先生の膨大な妖精画、妖精関連の研究書の
コレクション1万余点が市に寄付されたことがきっかけになって
行政も動き出したようです。
宇都宮というと餃子の町という印象が強いけれど、
もしかしたら今後、妖精や神秘のセンターになっていくかもしれませんね。

オマケ

Tramp_1

宇都宮美術館のショップで見付けた 川上澄生のトランプの復刻

かわいいし品がありますね!

Posted by 鏡リュウジ   |

May 24, 2006

5月24日 夏に向けてカラダ改造??

なんだか雨の多い5月ですが、もう夏はすぐそこ。
ダイエットに励んでいらっしゃる方も多いでしょうね。

僕は食べても食べても体重が増えない体質だったのですが
さすがに最近は代謝が落ちたのか、
史上最高の体重に・・・といっても標準よりはだいぶ少ない体重なんですが・・・
なってしまい、これではまずいと思い始めた次第。

といっても食いしん坊の僕に食事制限などできるはずもなく
運動するしかないとガラにもなくジムに通い始めています。

しかも毎日忙しいので、早く効果がでるようにと今、流行の「加圧トレーニング」
トライ。血圧を測るときに巻かれるような、ベルトを腕や足の付け根につけて
空気をシュポシュポ。血流をわざと悪くして、そのまま軽い筋トレをするんです。
もちろん、これはマンツーマンで指導を受けながら。
血流量が低下すると、成長ホルモンが通常の何倍も出て、効果的に筋肉をアップさせる、という理屈。実は1月からはじめています。

・・・・ところがこれがさっぱりだったんですよ。僕の周囲にはこれでものすごく
効果が出ている人が何人もいて、その影響でトライしてみたんだけれど…

やはり週に一回くらいじゃだめなのかと。とくに僕がかかっているところのシステムでは
深い部分の筋肉を調整するワークも併用するので、実質的に筋トレする時間は
どうしても短くなってしまうのです。ま、そのせいか、肩こりは解消されちゃいましたが。

で、リュウジははたと考えた。ならば成長ホルモンがでている状態であとちょっとだけ自主練すればいいのではいかと。
加圧のあとに自分でちょっとだけ腕立て(のまねごとのようなもの)をしたり、ちょっと走ってみたところ、あれれ、効果あるんじゃん???というかんじ。

筋肉組成を測定してもらったら、全身ぜんぜん足りなかった筋肉量が
脚だけはぎりぎり標準に。あとは上半身だといわれました。筋肉量が増えると、
基礎代謝が増えて食べても大丈夫な体になるんだって。

なんだかエコに反するような気もするけれど、おいしいもの、ガマンせずに
食べたいですもんね。

ダイエット中、シェイプアップ中のみなさん、がんばりましょう。
僕もあと少しがんばりますよ。
(あ、きっと別に見た目が変るほどはできないので、その点は期待しないでね)

ちなみに今夜のメニューはたゴーヤの炒めと肝臓ケアのアサリ汁。
ゴーヤー、にんじんとベーコンとあわせていためてかつおだしとおしょうゆで
一本食べちゃいました。

いやはや、もう夏ですな。

Posted by 鏡リュウジ   |

May 23, 2006

5月21日 ルーン手相術!?

面白い本を見つけました。
ジョン・サンジェルマン著Runic Palmistry
01年に出ている本です。

Runic

古代北欧の文字ルーンをつかった占いは、
その神秘的な啓示力から高い人気を誇っていますが
なんとこの本は、手相の線のなかにルーン文字を
見つけてしまおう、というもの!

ルーンの神託は一般的には、ルーン文字を刻んだ木片や小石、
あるいはルーンのカードを使うのですが、
木の枝や鳥の編隊、雲のかたちなど自然の風景のなかに
ルーンシンボルを見つけるという方法もたしかに知られてはいます。

しかし、手相のなかにルーン文字を見出すとは!
たしかにそう思ってみれば、手相のなかにルーンを見つけることは
そんなに難しくはありません。これは面白い方法だと思いました。

著者によれば、このルーン手相術は自分の先祖が
スカンジナビアのアウトローであった謎の人物から伝授されたもので
それを下に発展させたのだとか。真偽は定かではありませんが
ユニークな試みであることは確か。

こんな本が出るということはそれだけルーンが欧米では一般的なんですね。

僕もルーンをいち早く日本にご紹介しています。
サイトでも、鏡リュウジのルーン・オラクルがありますよ。
ルーンの神秘に触れたい方は、ぜひ利用してみてください。

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May 15, 2006

5月15日 妖精学講座

来る5月28日、宇都宮美術館にて、講演会を行います。
音頭をとってくださったのは、「妖精学」で著名な
井村君江先生と、宇都宮市教育委員会。
午後2時開演です。

僕は「心と宇宙」をテーマにお話させていただいて
そのあと、井村君江先生との対談「心と星と妖精と」に
移るという流れ。

すでにほぼ定員いっぱいらしいのですが
あとわずかに席があるとお伺いしております。参加費は無料です。

往復はがきの往信に「鏡リュウジ」と明記し、
返信ハガキに参加希望者の住所、氏名を記名の上、5月17日必着で市役所文化課へお申し込みください。(告知が遅くなってすみません)
郵便番号320-8540宇都宮市旭1-1-5 宇都宮市教育委員会文化課
電話028-632-2763

日本の妖精、ケルトブームは、井村先生が牽引されてこられました。
僕も井村先生の大ファンです。
先生と久しぶりにおめにかかってお話できるのを楽しみにしています!

Posted by 鏡リュウジ   |

May 12, 2006

5月11日 世界に魔法をかけなおす

イギリスの学会のあと、本当にあわただしい時間が過ぎていますが
(Lala TV「鏡リュウジの星ものがたり」収録やら
雑誌の取材やらで一日とびまわっています)

イギリスのでの学会で刺激をうけたので、ちらほら本も読まねばと思っております。
パトリック・カリー氏は占星術を、世界の再魔法化、という概念で
評価されようとしています。

カリー氏は
いかに厳密なかたちで、合理化、世俗化してしまった近代人が
占星術という営みを理解できるか、
ということに占星術理解がかかっているといいます。

マックス・ウエーバー流にいえば、世界の魔法が解けてしまった近代のなかで
いかに魔法の世界を理解できるのか、
ということ。

氏は歴史学者として出発していますが最近は、社会・文化人類学の
知見を大きく取り入れようとされているようで、とても興味深いです。
たとえば、いわゆる「未開」社会の人びとが呪術を行うとしますよね。

一般にアカデミックな学者はその呪術の効果を信じることはできない。
祈祷をしても、豊漁になるとは限らない。しかし、その儀礼は継続的に
行われていく。もっといえば、現代の都市でも占いや呪術はすたれることはまれです。

ほかならぬ僕がそうですし、このブログをみてくださっている方の多くも、
占いや魔法の実践を受容されているでしょう。
それはなぜなのか。

100年も前の人類学者なら、それは「未開」社会の人の心理や
占いを信じる現代人は、「子供」や「古代人」のように(カッコつきで書いていることに留意してくださいね)意識性が弱い、非合理的な思考をする、ひどいばあいには病的なのだ、遅れている、と考えました。あるいは社会が不安定だから、呪術的な行為にすがって心理的な安寧を求めるのだ、とか。

人類学の世界ではこのような粗雑な枠組みはとっくに
放棄されているはずなのですが、一般のなかではこうした進化論的な理解の枠組みは、いまだに残っています。ほら、よくあるでしょう?「占いに依存する女たち」といった
特集が。

多くの場合、このような記事やテレビの背後にある考えは、当たりもしない占いを
信じるなど、どこかおかしい。そのおかしさには理由があるはずだ、という構えが前提になっているのです。これは100年前の人類学者とさほど違いがありません。

その後、人類学では「機能主義」的なアプローチが登場します。マリノフスキーなどといった人がそうです。
たとえば、呪術の儀式を通して心理的な暗示があり、
結果的に効率があがるのだ、プラシーボだ、あるいは民族社会では
儀式を通して社会の結束が高まるのだ、だからたとえ効果がなくても呪術や儀式は続いていく、とか。

これは先の進化論者や病理論者と比べて、ずっとマシではありますが
しかし、やはり呪術には効果がない、と切り捨てる近代的中心主義、自文化中心主義からは抜けているとはいえません。

エヴァンス・プリチャードやヴィクター・ターナーなどの理論をもってしても、
レヴィ=ストロースのあざやかな構造論を使っても、呪術や占いの世界を
内部から、また外部からともに理解し記述することはいまもってできていない、というのが
パトリック・カリー氏の論文の立場であり、占いを実践する人間でありつつ
自らが行っていることを理解し記述したいという果敢な試みが今回の
学会を貫くテーマでもありました。

占いを実践していてもそれは「趣味」として蚊帳の外におき、単に外部的に占いを考えるのではなく、また占い的な現象が近代的なパラダイムのなかでも「存在する」ことをやっきになって証明しようとする超心理学や統計学的なアプローチでもなく、自らの方法論をメタのレベルで反省しつつ、自分たちが愛してやまない「占い」を研究しようとする
人たちが集まったことには本当に刺激を受けました。

そんな方たち・・・つまり
グレゴリー・ショウ、ピーター・ストラック、テドロックといった方々はお恥ずかしながら
今回の学会に出るまで存じ上げない方々でした。
あわててかれらの本を取り寄せて読もうとしているところです。

また、京都でのある大学の研究会に「研究協力者」として参加させていただくことにもなりました。こちらも楽しみです。
イギリスのこの会とも強く共振するテーマをもった研究会ですので
また、ここで勉強させていただいたことも何らかのかたちでみなさんに還元していきたいと
思います。

「ソウルフル・タロット」「ルーン」などにもこうしたメタのレベルでの研究の成果がとりいれられるといいのですが。

Posted by 鏡リュウジ   |

May 08, 2006

5月3日 銀座駅ジャック

雑誌FRaUのポスターができました。

東京メトロの駅を12星座別の星からのメッセージがはいった
ポスターでジャックしちゃおう!
という企画です。

担当編集の方からその様子の写真が送られてきたので
ご紹介しますね!

なかなか壮観でしょう?

Frau00a

Frau00b

Frau03

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May 08, 2006

5月2日 ほんもののスピリチュアリテイを探して JTA大会

イギリスでの学会のメインのテーマは占星術のような
スピリチュアルな実践と学問をどのように両立させるか
ということでもありました。

仏教では教と相の両面、というふうに考えてきた
長い伝統があるわけですが西洋の近代知においては
なかなかそれが理解されない。

そこで近代的な学問のトレーニングを受けたり
そのなかで暮らすわれわれにとっては
占いをまじめに考えることは難しくなっています。

占いDivinationを単なるエンターテイメントにするか
逆に安易なドキュメンタリーものにあるように
「占いにはまる女たち」などというタイトルで占いを病理化するか、
アカデミックには「他者」として対象化して語るほかはなくなっている
のが現状ではないかと思うのです。

これは占いだけの問題ではなく、異文化をどんなふうに理解できるかという
大きな問題とつながっているように思います。

学会ではスピリチュアリテイという言葉が何度となくでてきました。
Divine(神的)という言葉も。

古代ギリシャの哲学から19世紀末の魔術結社のエノキアン・チェスの
占いまでそれぞれの発表者が各専門ジャンルから発表しながら
その内実になんんとか触れようとしている姿勢には、深く感激しました。

忙しさにかまけて勉強ができていなかったなあと恥じ入ったり。
また英語がぜんぜんできなくなっていてショックを受けたりも・・・。

英国の学会についてはまたお話しますが
今日はそんな霊的実践と学の融合ということで
僕も理事として参加している日本トランスパーソナル学会の大会のご案内を。

日本トランスパーソナル学会とは、生きる意味を考える学のことだといっても
いいと思います。
その大会がこの5月に開催されますのでご案内しておきますね。
僕も大会のどこかで顔を出そうと思っています。

今回のテーマは「ほんもののスピリチュアリテイを探して」になっています。
作家の玄有さんもスピーカーでいらっしゃいますよ。
詳しくは下のページで。

http://www.ne.jp/asahi/jta/akss/2006_taikai/taikai_frame.htm

Posted by 鏡リュウジ   |

May 02, 2006

5月1日 帰国、そしてFRaU発売

無事、イギリスから帰国しました。
今回は完全にプライベートでした。
たまっていたマイルをつかって
ビジネスでゆったり空の旅。

ロンドンのオカルト書店をまわり
そのままケント大学での学会に参加。
といってもスケジュールの都合で
1日しか参加できなかったのは残念だったけれど…。
収穫については今度またいろいろ書かせてくださいね。

帰国すると恒例FRaUの占い号(講談社)が発売されていました。
今回は、夏至図をもとにして
いつもとは違う角度から06年後半のあなたのテーマを徹底分析。

ただ「運勢を語る」のではなく、積極的に星のエネルギーを使って
幸運を呼び込む方法を伝授。

先日マガジンハウスから出した『プラネット・セラピー』の考え方や
古代ギリシャの積極的な星の使い方カターキーの考え方を下敷きにしたもの。

また、もうひとつの特集では、占星術の基本の基本、エレメントを使って
人間関係についてわかりやすくご紹介!

みんなでワイワイみながら楽しめるようになっています。
このブログをごらんのみなさんなら、占星術ビギナーの友達といっしょに
楽しんでいただけると思いますよ。

ぜひぜひチェックしてください!

Posted by 鏡リュウジ   |