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September 26, 2007

9月26日 アヴァロニアン

国立天文台の渡部潤一先生との対談
好評のうちに終わりました。

そのあと、先生と編集Iさん、デザイナーMさんと
打ち上げのような食事。
すごく盛り上がりました。

今度星を見るツアーを企画しよう、なんて
勢いでいっていましたが、本当に実現したいですね。
Astronomerはちょっと変えれば
Gastronomer(美食家)になる、なんて
渡部先生はおっしゃっていましたが、
そのとおり本当に健啖家でいらっしゃる。
楽しいひと時を過ごさせていただきました。

今週の金曜日は宗教人類学者の植島啓司先生との対談です。
テーマは「聖地」

ぼくはイギリスのストンヘンジ、エイヴエリー、
グラストンベリー、セントマイケルズ・マウントなどの
写真をお見せしようと思っています。

イギリスの伝承で「聖地」といえば、
常春の国「アヴァロン」の島があります。

アヴァロンは、アーサー王が死後に運ばれたという永遠の若さの国。
日本で言えば西方浄土のようなところでしょうか。
アヴァロンがどこにあったのか、
そもそもこの現実の世界のなかに実在するのか、
知るものはいませんが、いつしか人はグラストンベリーが
そのアヴァロンだったのではないかといい始めました。

いまではロックフェスで有名な場所ですが、
同時にアーサー王伝説、聖杯伝説などの中心地になり、多くの神秘研究家が
居を寄せるまでになっています。

アヴァロンに魅せられた人々を「アヴァロニアン」といいますが
ぼくももしかしたらマイナー・アヴァロニアンかもしれません。
講座ではこんなこともお話できたらいいなと思っています。

いまのところ、人数は少ないようなので今回はゆっくりと
お話できると思いますよ。
http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/0710koza/A0101.html
植島ブシに酔えること請け合い。

なお、12月の石井ゆかりさんとの対談講座
満員でキャンセル待ちになっているそうです。

ご了承くださいませ。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

September 25, 2007

9月25日 星のアートに酔いしれる

星と宇宙のイメージは、古くから人々を魅了してきました。

遥かな宇宙は人の気持ちを豊かにし、
創造性を刺激してきました。
星を描いた文学、星をテーマにした音楽などは
数え切れません。

占星術もそんな星のアートのひとつといえるかもしれませんね。

今度、滋賀県立美術館では
「宇宙と天体の美学」というテーマで、
芸術家たちが描く宇宙と星の絵画を展示するという
ユニークな展覧会が開催されます。

ぼくも講演をすることになりました。
お近くのかたはぜひいらしてください。

詳しくはこちら。

http://www.shiga-kinbi.jp/exhibition/exhibition_next.html

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

September 20, 2007

9月20日 私のリビング

今日発売の週刊文春
「私のリビング」として
ぼくの部屋が紹介されています。

ちょっと恥ずかしいけど
うちの部屋をみたい、という方は
ごらんくださいまし。

Posted by 鏡リュウジ   |

September 18, 2007

9月18日 古版タロット、入手

連休はいかがお過ごしでしたか?

ぼくは講座があったり、その流れで
占星術研究家のいけだ笑みさん、芳垣宗久さんらと
ひさびさに会食。
真摯に占星術に向き合っている方々にあって、
刺激を受けてうれしくなりました。
ほんと、みなさんよく勉強していらっしゃいますね。
またその前には、あえてお名前をだしませんが
ある占星術家とも会食。
その正直で真摯な姿勢に感銘を受けました。

ぼくが占星術を勉強始めたころから
すると隔世の感がありますね。
同好の仲間と話すのは本当に楽しいです。

さて、またしても好事家趣味がこうじて
無駄遣い(?)しちゃいました。

みなさん、エッテイラ(エティヤ)という人をご存知ですか?
18世紀末にタロット=エジプト起源説を唱えた
ジェブランの影響を受け、まったくオリジナルな
エジプト風の独自のタロットを作った人物。
史上初めての職業的なタロット占い師だともいわれています。

旧約聖書の創世記を独自にタロットと対応させた彼のデッキは
順序も絵柄も通常のものとはまったく異なっていますが
その美しい絵柄から復刻版がいくつかの会社から出ていて
今でも広く流通しています。

しかし、ぼくは18世紀末ごろに出版されていた
オリジナルに近いものを発見して、入手しちゃったんです
といっても、それからはずいぶんたってはいますが。
たぶん19世紀半ばから後半のものでしょう。(散逸したもので
年代は書いていないので確証は得られませんが。
古書店では19世紀のものだといっていました)
しかも残念ながら揃いではなく18枚しか残っていません。
でもほら美しいでしょう?

200709131922000_2

『タロット こころの図像学』で書いたとおり、
あるいは伊泉龍一さんの『タロット大全』に詳しいように
いまではタロットのエジプト起源説を支持するまともな
研究家はだれもいません。
しかし、18世紀末に起こったアナクロニズム(時代錯誤)が
豊かなタロットの伝統を生み出したのは確かなのです。

またさらに一歩進めると、以前にも書いたように
話題の多い歴史学者M.バナールの『黒いアテナ』などを援用すれば、
タロットエジプト起源説などの一種の「トンデモ説」が
生まれる背景として、進歩史観に突き動かされる以前の
ヨーロッパにあたりまえのように連綿として存在していた
エジプト、アフリカへの崇敬の残響がある、ということに
なるのかもしれません。

この美しいカードに直接触れながら、
ぼくはそんなことにも夢想を広げてしまうのです。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

September 11, 2007

9月11日 対談講座、もうひとつ。京都行きます。

そうだ、もうひとつ、対談講座がありました。
先日ご案内しそこねていました。すみません。

NHK京都文化センターで
画家の小田まゆみさんと対談します。

小田まゆみさんといえば
日本でよりもアメリカでのほうが有名ではないでしょうか。
ハワイに在住しておられ、
女神を描いた作品で世界的に高い評価を得られています。
Goddess Spiritualityと呼ばれる潮流の
大きな一翼をになわれていらっしゃる方です。

来日された機会にお話を伺えることになりました。
これからの女性のライフスタイルを
力強く、美しくサポートされておられる小田まゆみさん。
ぼくもお会いするのがとても楽しみです。

10月28日という京都観光には絶好の季節。

ぜひこちらも楽しみにしていてください。

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_454021.html

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September 10, 2007

9月10日 軟禁されちゃいました!?

講演のために広島へ。
朝5時前に起きて、飛行機で広島へとひとっとび。
会場の福山市へと移動。

現地のスタッフの方もとても親切で
楽しく仕事をさせていただき、
そのまま帰りは新幹線で。
広島風お好み焼きもいただき、
あとは東京に帰るだけ、と
ご機嫌で新幹線に乗り込んだのはいいのですが
大阪をすぎたあたりで新幹線が減速。

あらら。
車内のアナウンス。
「岐阜羽島あたりで大雨のために
東海道新幹線がすべて運転を停止しております」
その後、10分ごとに流れるアナウンスで
雨がどんどん激しくなっているとのことで。

結局、車中に2時間半以上も軟禁
やっと動き出したのが夜の10時過ぎ。

「もうだめだあ」と、へろへろのマネージャーNを
車中に残し、非情なぼくは京都で下車。
実家で一泊したのでした。

でも、おかげで午前中は京都の空気を吸えて
思いがけずリフレッシュ。
結果オーライでした。

Nさん、お疲れ様ーーー

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September 06, 2007

9月6日 対談ラッシュ!

今日は台風。
夜には強風で車の運転も危なくなる、という予報を聞いて
あわてて出張先から戻ってきました。

さてさて、以前にも書いたように
この秋冬は対談講座ラッシュです。
すべて朝日カルチャーセンター新宿での講座になります。

天文学者の渡部潤一先生との対談は9月22日
渡部先生は、最新の「惑星の定義」に関しての原案作成にも
かかわられた、わが国を代表する天文学者のお一人です。
昨年大騒ぎになった冥王星の「降格」(?)問題を中心に
科学とメデイアなどについてお話を伺いたいと思っています。
最新の太陽系についての知見についても
わかりやすく伺える貴重な機会だと思います。

9月28日には、異色の人類学者・植島啓司さんとの対談です。
テーマは「聖地と占星術」
日本で一番セクシーな宗教人類学者だというウワサの(!)
植島先生は、世界中を飛び回りながら
人間存在の根源にある宗教性やエロスの領域に
踏みこもうとされてきたとぼくは理解しています。

10月17日は、鶴岡真弓さんとの対談
チラシにも書いたのですが、ぼくは先生のご著書
『ケルト 装飾的思考』以降、鶴岡先生の大ファンでした。
話題の著書『黄金と生命』を素材にして、
象徴のもつ深い力についてお話を伺いたいと思っています。
テーマは1万年の象徴と霊性。
石器時代から現代までを貫くシンボルの力について
お話を伺いたいと思っています、

そして12月20日には、あの石井ゆかりさんとの
はじめての対談講座
です。
大人気星占いサイト、「筋トレ」の主催者である石井さんは、
そのご著書をみてから僕は大ファンに。
ちょっと嫉妬が入るくらい。
こういう人がついにでてきたかと感慨にふけっています。
疑似科学ぶることも、宇宙の真実に接近するなどという
擬似神智学ぶることもなく、詩的感受性をもって
しかも細かく星の動きを追うという彼女のスタイルは
「心理」占星術のひとつの到達点ではないでしょうか。
これは申し込みが殺到することが予想されますから
お申し込みはお早めに。

なお以前に告知した「カイロン」での講座はもう満員御礼のようです。

こうしてみてくると、最近の僕は対談ばかりですね。
僕自身はたいしたことがないので
こうして皆さんのフンドシで相撲を取らせていただく
ことになるのですが、これはもう、冥利につきる。
ほんと、いい思いをさせていただいてありがたい!

僕のほうも精一杯ホストというか、
引き出し役をつとめさせていただきますね。

長くなっちゃいましたが、今日はお礼とご報告を。
このところ、出版物も次々重版になっています。
『はじめてのタロット』『ソウルフル・タロット』も増刷。
そして故・河合隼雄先生に帯を書いていただいた
拙訳『魂のコード』(ジェイムズ・ヒルマン著)も重版です。
長く愛される本を作らせていただいていることにも、
みなさんのおかげだと。

本当に感謝。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |