8月25日 タロットかタロウか? ウラヌス星風氏の記事
NHK BS2、
「週刊ブックレビュー」ごらんいただけましたか?
わかりやすく話せたかどうかはわからないですが
少しは反響があるといいなと思っています。
ところで収録でお目にかかった、翻訳家の金原瑞人先生と
楽屋で思いがけずタロット(タロウ)談義で盛り上がりました。
先生から、「荒井良二さんとタロットを
作っておられるんですね」とお声をかけていただき、
それからいきなり、「で、ウラヌス星風さんが」という言葉が。
これには本当に驚きました。
ウラヌス星風さんといえば、ぼくたちの世代からすると、
『奇想天外』という雑誌で、
あの種村季弘氏を「ドロボウ」呼ばわりし、
タロットではなくタロウという発音を
普及させるべきだと主張した伝説の人物なのです。
この論争が起こったのは1974年ごろ。
68年生まれのぼくからするとすでに「過去」のことであって、
木星王さんらの本でその逸話を読んだ、という記憶しかありません。
もちろん、図書館を探せばこの記事も
見つけられていたのでしょうが元来、
怠け者のぼくはその努力を怠っていたのでした。
そんな話を漏らしたら、「うちにありますよ」ということで
「送りますよ」と。
社交辞令かと思っていたら、すぐにご送付いただき、
本当に感謝しています。
当時のタロット熱やパルコが
文化をリードしていた様子なども伝わってきます。
本当にありがとうございました。
今では僕もタロットと表記していますが、
もちろん、英国を尋ねたときはタロウ。
ウラヌス氏は、タロットが日本に紹介されたときに
タロウという発音に「今なら直せる」と考えられていたようですが
日本では完全に「タロット」になってしまいました。
うーむ。
まあ、今ではタロットは英語圏、
仏語圏ではタロウと発音するというのは
ほとんどすべての人が知っていますから、
少しはお許しいただければと思います。
こうした先輩たちのおかげで、
今の日本のタロット文化もあるんだなと
感慨を深くしたのでした。



















