2月16日 トランスペアレント・タロット
新作タロットではなかなか面白いものが
ないなあと思っていたところ、久々に、
「おお。こ、これは!」というものが届きました。
それは「トランスペアレント・タロット」。
つまり、「透明」タロットなのです。
ボックスを開けると、そこに含まれている
フルセットのデッキはなんと透明なプラスチック製。
文字通り、「透明」なのです。
これじゃあ、裏から絵が見えてしまって、
占いに使いにくいのでは……と思ったところ、
いやいや、むしろこの透明である特色が
従来のタロットには全くない、新しい解釈の可能性を開くのです。
たとえば、二枚のカードを重ねておいてみる。
「女帝」と「金貨の4」。
女帝のカードには人物が描かれておらず、
花が咲いている丘というシンプルな描写。
さらに金貨の4は、ウエイト-スミス版を踏襲した、
金貨を4枚しっかりと抱え込んでいる人物。
この2枚を重ね合わせると、美しい風景のなかで
金貨を抱きかかえる人物、という新しい絵が浮かび上がるわけです。
こうして従来のデッキにはない「新しい」デザインが
そのたびにつくられてゆく、というしくみ。
3枚重ね合わせることもできますし、
また少しづつ横にずらして並べていくと、まるで絵巻物のように
横長の新しいデザインが出現する。
残念ながらプラスチックという性質上、汚れやすかったり
使っているうちにプリントが薄くなって
しまいそうだなあとは思いますが、
これは本当にユニーク!うならされました。
タロットのなかにはまだまだ
新しい可能性があるのですねえ。
















