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April 27, 2009

4月27日 アストロノミー・パブ 問合せ先

ごめんなさい、情報の修正です。
先日、ちらっとお伝えした6月の
「アストロノミー・パブ」なんですが
問い合わせ先は三鷹ネットワーク大学です。

申し込みは5月7日朝9時30分からだとのこと。
定員は20名で、申し込み多数の場合には抽選になります。
フライングで情報を載せてしまってすみません。
(国立天文台に問い合わせても
情報はありませんのでご注意ください)

http://www.mitaka-univ.org/

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

April 23, 2009

4月23日 阿修羅のジュエリー

今、公開展示されている興福寺の阿修羅像。
その中性的にしてりりしいお姿に心奪われる人も多いでしょう。
けれど、なぜかその阿修羅が身につけておられる
装飾やアクセサリーは盲点でした。

そこに注目したのが美術史家の鶴岡真弓先生。
「阿修羅のジュエリー」という興味深い本が出ています。
この本の刊行を記念して、中沢新一先生とぼくの
3人での公開シンポジウムを行います。

5月16日18時30分(開場18時から)です。

詳しくはこちら。
http://www.tamabi.ac.jp/iaa/toptopic/
ぜひぜひいらしてください。

Posted by 鏡リュウジ  書籍・雑誌 |

April 20, 2009

4月20日 J Wave 生出演します!

4月23日に東京のFM局、J Waveの番組へ生出演します。
「ブームタウン」のなかでの
星占いコーナー「スターマン」のコーナーなんですが
いつもの「弟子」、スターマンにかわって今週は僕本人が生出演。
リスナーのかたのお悩みに直接答えちゃいます。
というわけで、お悩みを大募集。
星を見てほしいという方は、このサイトからどしどし、ご応募してくださいね。
もちろん、放送もお聴き逃しなく。

https://www.j-wave.co.jp/topics/0904_boomkagami.htm

Posted by 鏡リュウジ  映画・テレビ |

April 20, 2009

4月20日 ガリレオの占星術

NHKの週刊ブックレビュー、ご覧いただけましたか?
お勧めの1冊に渡部潤一先生の『ガリレオが見た宇宙』を取り上げました。
今年は世界天文年。ガリレオが初めて望遠鏡で宇宙を見たことを記念して世界中でさまざまな天文イベントが開催されています。
近代的な天文学の誕生をガリレオが切り開いたことを祝して、です。

Qa_galileo

ところが、文化の発展というのはそんなに直線的なものではありません。
多くの科学者にとっては頭の痛い話でしょうが、近代天文学の父であるガリレオは、れっきとした占星術家でもありました。
岩波文庫にも入っている、『星界の報告』を開いてみましょう。
ガリレオは、自分のパトロンでもあるメデイチ家のコジモ二世への献辞から、この偉大な本の幕を開けています。
そのなかに、こんな文章が出てくるのです。
「慈しみ、心の温かさ、物腰の柔らかさ、王家の血統の正しさ、行いの重々しさ、他者への権威と支配の広大さ、こうした徳がすべて、一切の善の源泉である神のつぎに位するユピテルの星から流れ出ていることを、知らないものがありましょうか?」

ユピテルとはジュピター、つまり木星のことです。
占星術では大吉兆の星であり善の象徴でした。
ガリレオは続けます。

「ユピテル、ユピテルこそ殿下のご生誕のさい、すでに地平の濁った蒸気を通り過ぎて中天に位置し、王宮にあって東方を照らしていました」。

もちろん、これはコジモ二世の出生ホロスコープのことを言っています。
ガリレオ自身が作成したコジモ二世のホロスコープでは、ガリレオがいっているように木星が天頂にあります。
そして、この日本語訳ではわかりにくくなっていますが原文のラテン語を見ると、アセンダントの支配者である木星が天頂にある、という意味に受け取れます。
そう、コジモ二世のアセンダントは木星を支配星とする射手座でした。

岩波文庫版の訳注を見ると、この部分は伝統的な献辞の作法にのっとっているだけで、ガリレオが本気で占星術を信じていたわけではない、とあります。
星占いを使ってガリレオがパトロンにおべっかをつかっただけなのだ、と。
しかし、本当にそうでしょうか。
ガリレオは自分自身のホロスコープや、また自分の娘のホロスコープも作っています。
それに伝統的な占星術の方法論を使って解釈、コメントもしています。
貴族からの資金を得るためだけにホロスコープを作っていたのだとすると、自分の娘などのチャートを面倒な思いをして作るでしょうか。
確かに『対話』などのなかには占星術家を後智慧ばかりの愚か者と揶揄している部分もあるそうですが、しかし、その一方でガリレオは「宿命論的な占星術を行っている」というかどでも異端審問にかけられてもいるのです。
とはいえ、鬼の首をとったように、ガリレオだって占星術を信じていたんだから「信じなさい」といいたいわけではありません。
ただ、占星術という文化の豊かさを理解していただきたく、こんなことを申し上げているのです。

そういえば、もうすぐ公開されるダヴィンチ・コードの続編
(正確には前篇)『天使と悪魔』でも
ガリレオは重要な役回りを果たしています。
今年はなんだかガリレオが「来そう!」な気がしています。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

April 17, 2009

4月17日 ナルニア・コード!?

イギリスといえばファンタジー大国。
ピーターパンもアリスも、ハリー・ポッターも
指輪物語もぜんぶイギリスから生まれました。
で、忘れてはならないのが映画でも大ヒットの「ナルニア」。
正直にいうと、ぼくはこの一連の作品に感じられる一種の
説教、宗教くささがあまり好きではありませんでした。
しかし!!なんと最近、英国でこんな
ドキュメンタリーが放映されたというのです。
あのBBCで!
http://www.youtube.com/watch?v=5aPQmoyzXx8

そう、ナルニア・コード
もしかすると、ナルニアの物語は占星術の惑星の
シンボリズムとコスモロジーに基づいて
構築されているのかもしれない
、というのです。
番宣では「顎が外れるくらいの」衝撃の事実、という…。

僕は番組自体はみていないのですが、
これはなんとしても見なくてはいかん、と思っています。
英国では、魔法使いマーリンを主人公にしたドラマもヒットしているというし、
(これは日本で公開されるかもという噂も)
個人的にはイギリス熱がぶりかえしております。

英国の占星術の空気に触れたい方はぜひ僕の「月占術」や携帯サイト、
マギー・ハイドさんの「メデイア・コスミックス」などにも
アクセスしてくださいね。

明日はまた京都です。
あーーあわただしいーー。

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

April 16, 2009

4月16日 NHKの週刊ブックレビュー、また出ます

今日はNHK BS2の「週刊ブックレビュー」の収録でした。
以前にも出演したことのある、書籍紹介の番組です。
毎回、3人のレビューアーが出演して
それぞれお勧めの本を合評しあうという企画。
今回はぼくのほかにはコラムニストの
ペリー荻野さん、作家の藤原智美さんという陣営。

放送は、この土曜日の18日の朝八時半からと
同日の夜10時から。
詳しくはこちらをごらんください。
http://www.nhk.or.jp/book/

先週末は、お話していた通り、仙台でのセミナーでしたが
せっかく足を延ばしたのだから、と温泉にも。
仙台は牛たんがおいしいのは有名ですが、魚介が絶品。
連れて行っていただいたお鮨やさんで
ずっと食べてみたかった、幻のエビ「葡萄海老」
出会えたのは感激でした。
濃厚で甘い……。
幸せなひと時でありました。

090416

Posted by 鏡リュウジ  映画・テレビ |

April 10, 2009

4月10日 ちょっぴりアカデミックなイベントのご紹介

なんだかあわただしい日々が続いていて
ブログ更新が遅れていてすみません。

昨日は別冊JUNON占い号のためのインタビュー。
そして博報堂が出している雑誌『広告』での対談でした。

JUNONのほうはここ1,2年の星周りの解説。
土星と天王星の180度が終わってすぐに土星、冥王星、木星のTクロスなどが続いていって、これからの時代の変化の大きさを予感する、といった話。

『広告』では、あの千住博先生(京都造形大学学長)との対談。
日本文化と発想力、といったことがお題だったのですが、話題は広く芸術とは何かといった方向へ。
ルネサンスの占星術などについて生意気に話をぶっていたぼくに
「僕はわかるけれど、もう少し一般的な方向に話をもっていこうよ」とジェントルに方向転換してくださって、
ああ、この方は本当に教育者でもあるなと感じていたら、その半面、現代の芸術の状況に対して
「本物の芸術の役割は、人に健やかな感動を与えていくことである」
とも力説されて、ステイタスを得たのちもパッションを持ち続けておられる本当の意味でのクリエイターとしての側面も見せつけられました。非常に刺激的でした。

さて、その造形大学にこの前まで籍をおいていらした、鎌田東二先生が熱心に続けておられる「東京自由大学」での講座もあります。
5月9日。「人類の知の遺産」シリーズという、偉大な思想家たちについて一人が一人づつご紹介するという連続講座のひとつで僕に与えられたお題、神智学の母、マダム・ブラバツキー。
現代の神智学についてはこれからにわか勉強ではありますが、占星術復興やタロット復興に神智学が果たした役割にははかりしれないものがあります。

そのあたりのことまでご紹介できればと思っています。
詳しくはこちら。

NPO法人東京自由大学HP
http://homepage2.nifty.com/jiyudaigaku/

■ 5月の主なカリキュラム
9日(土) 人類の知の遺産 「マダム・ブラヴァツキー」
鏡リュウジ(平安女学院大学客員教授・心理占星術研究家)

鎌田先生は、つい最近、わが故郷である京都についてのユニークなガイド本を出されました。

朝日新書から、臨床心理学者の
河合俊雄先生(故・河合隼雄先生のご子息です)
との共著で「京都『癒しの道』案内」

京都の狸山不動院、えんま堂、伏見稲荷などなど社寺仏閣を
足で歩き、その心理的効果や宗教的背景を探るという実にユニークな本。
ぐっと軽くなってしまいますが、ぼくの『開運 星が導く京都ガイド』(講談社)とも合わせてみていただけると京都のマジカルな力の秘密に接近できるかも。

また、これはのちほど詳しくご紹介しますが
近々二つほど、占いプロパーではない対談の機会が。

5月16日に多摩美術大学の中沢新一先生、鶴岡真弓先生との公開鼎談の予定。
興福寺の阿修羅像の装飾を出発点に、シンボルの力などがテーマです。

こちらは鶴岡先生が出された『阿修羅のジュエリー』(理論社)の
出版を記念して行われるイベントだと思います。

今、公開中の興福寺の阿修羅像。
その凛とした美しさを影からひきたたせる装飾の秘密に迫れるでしょうか。

さらに6月20日には、国立天文台の渡部潤一先生とご一緒して
「アストロノミー・カフェ」。
こちらは20名ほどの少人数の会で、天文学と占星術などについて語り合う予定です

いずれも近々、詳しくご案内しますね。

Posted by 鏡リュウジ   |

April 06, 2009

4月6日 桜と星

週末、国立天文台の渡部潤一先生のお招きで
天文台キャンパスでのお花見にうかがいました。
広大なキャンパスには見事な桜が!

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渡部先生には「オルフェウスの卵」解説もお願いしたこともあり、
本当によくしていただいています。
渡部先生の奥様もサイエンスライターとしてご活躍ですが
お料理も達人級。
星のモチーフのお料理が桜の下に並びました!

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▲奥様 手作りの星料理

また 昼間に望遠鏡で金星を観測させていただいたり!
青空に浮かぶ三日月形の金星はとても幻想的でした。 
ホロスコープの上の星もいいけれど空の星も素敵です。

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▲これで金星を観測! 昼間でも見えるんです!

今年は世界天文年
ぜひ星を見上げる機会を作ってみて。

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April 02, 2009

4月2日 ユング派の本2冊

桜の花もきれいに咲きだしました。
火星と土星の180度、火星と天王星の合が
続いて起こるこのシーズン、世界も緊張がまた走っていますね。

さてさて最近、久々にユング派プロパーの本が続けて出ました。
一つは翻訳でホリスの『影の心理学』
現代のユング派の大物であるホリスが、シャドウとの
向き合い方について様々な角度から語っている本です。
アメリカの著者だけあって非常にわかりやすい。
この「わかりやすさ」が好みとして別れるところだとは思いますが、
しかし心の影(個人的なものであろうと、集合的なものであろうと)
と向き合おうとする人には格好の
ガイドブックになることは間違いないと思います。
リズ・グリーン著『サターン』と合わせて読んでいただくと、
理解が深まるのではないでしょうか。

そしてもう一つは日本人の著者のもの。
山口素子さんの『山姥 山を降りる』
山口さんはスイスのユング研究所で
分析家の資格を取得された方です。
恐るべき、しかし偉大な母性を象徴している女神は
世界的に見ることができますが、
山口さんは日本の「山姥」にそのイメージを見ておられます。
Crone(老婆)のもつ智慧、恐ろしさ、
豊饒性などというものが現代の女性の中にも
なまなましく現れるということを
たくさんの事例をひいて書かれています。

いずれも安心して読める本だと思います。

Posted by 鏡リュウジ  書籍・雑誌 |