4月2日 ユング派の本2冊
桜の花もきれいに咲きだしました。
火星と土星の180度、火星と天王星の合が
続いて起こるこのシーズン、世界も緊張がまた走っていますね。
さてさて最近、久々にユング派プロパーの本が続けて出ました。
一つは翻訳でホリスの『影の心理学』。
現代のユング派の大物であるホリスが、シャドウとの
向き合い方について様々な角度から語っている本です。
アメリカの著者だけあって非常にわかりやすい。
この「わかりやすさ」が好みとして別れるところだとは思いますが、
しかし心の影(個人的なものであろうと、集合的なものであろうと)
と向き合おうとする人には格好の
ガイドブックになることは間違いないと思います。
リズ・グリーン著『サターン』と合わせて読んでいただくと、
理解が深まるのではないでしょうか。
そしてもう一つは日本人の著者のもの。
山口素子さんの『山姥 山を降りる』。
山口さんはスイスのユング研究所で
分析家の資格を取得された方です。
恐るべき、しかし偉大な母性を象徴している女神は
世界的に見ることができますが、
山口さんは日本の「山姥」にそのイメージを見ておられます。
Crone(老婆)のもつ智慧、恐ろしさ、
豊饒性などというものが現代の女性の中にも
なまなましく現れるということを
たくさんの事例をひいて書かれています。
いずれも安心して読める本だと思います。
















