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June 15, 2009

6月15日 英国占星術協会の思い出とお誘い

9月に予定されている英国ツアーですが
すでに多数のお問い合わせをいただいているよう。
ただ、「どんなことをするの?」なんて
声も聞かれているので、ちょっと補足しておきますね。

今回のツアーの目玉はなんといっても
英国占星術協会の年次大会出席です。
英国の占星術家が一堂に会する、とても豪華な会。
年によって参加者数は変わりますが200人から多いときでは500名ほどのプロ、アマの占星術研究者、愛好家が英国はもとよりヨーロッパ、アメリカなどからも参加します。
ぼくがこの大会にはじめて参加したのはもう20年近く前のこと。
インターネット以前のことですし、とても感激したのを覚えています。
以後、10回以上は参加しているんじゃないかな。
会場は、年によって変わります。従来は各地の大学の施設を借りて、行われていました。学生寮に宿泊したり、学生に戻ったような気分で(といっても行き始めたころはぼくも学生)それ自体でも楽しい経験でした。
大会では「カーター記念レクチャー」という、英国占星術の礎を築いたC.E.カーターの名前を冠する講演をはじめ、ホロスコープ解読、政治経済と占星術、占星術の歴史、最新技法、伝統的占星術などなど様々なテーマの講座が開かれます。

英語ができないと全くわからないか、というと実は案外、そうでもないのが占星術の面白いところ。
ある程度、占星術の基礎知識があれば、スクリーンに映し出されるホロスコープやダイアグラムをみることで内容は相当、伝わってきます。歴史や哲学オンリーの講座ではそうはいきませんがチャートを使う講座なら、実際の英語力で理解できるよりもはるかに多くのことが聞き取れて実に楽しいし、自信がつくと思いますよ。
欧米の講師は多くの場合、プレゼンテーションがとてもうまく、権威主義的に授業をすることもないので、飽きることがありません。
レクチャーの多くは録音・録画されているので、別に注文をすればあとで復習用に入手することも可能。
また休憩時間には、ストールがいくつも出て、イギリス中の有力な占星術スクールや団体の情報を手にいれることもできますし、また、ぼくが楽しみにしているのがブックショップ。本はもとより、タロットなども展示即売されます。
休憩時間、ぼくは飽きもせずにここにずっといたなあ。
故チャールズ・ハーヴェイ氏(元英国占星術協会会長)に声をかけていただき、ユング派の心理学者ジェイムズ・ヒルマンの本を紹介されたのも、この会場でした。
今年はロンドンのアストロロジーショップからも貴重な(あるいはお得な)古本が出されるとショップのバリー氏がおっしゃっていました。
そして、グランドディナー。おしゃれをした占星術家たちがあつまり、コースのディナーを味わいます。
そして、そこではまるでアカデミー賞のように、占星術世界に貢献した傑出した占星術家が表彰されたりもするのです。
食事のあとはパブで飲みながら議論する人、ときにダンスパーテイに出席する人などなど華やいだ雰囲気が続くのも楽しい。
ぼくは最初、大御所の年配の占星術家たちがロックミュージックに合わせてダンスに興じているのを見て、びっくりしたものです。
今年はこういうのもあるんだろうか。

ただ、この会にはじめて個人で出席するには敷居が高かったなあと思うのも事実です。
当時はほとんど情報もありませんでしたから、ロンドンから地方都市へ電車で行き、そこからバスやタクシーを乗り継いで会場にやっとたどり着いたかと思うと、広い大学のなかで会場を探す間も不安……なんてこともありました。
また日本と違って地方の駅は、エスカレーターやエレベーターはあまり完備されていません。
とくに女性の方は重いスーツケースを持って階段を上り下りするのは大変。
何度かご一緒した女性ライターの方は大きな荷物を持っていらっしゃったのでお手伝いはしたものの、やはり大変そうでした。
熱心な方だと、本を買ったり、渡される資料もあるので荷物が多くなってしまいます。
(本や紙って、見た目よりもずっと重いんですよね)
学生時代は冒険気分で一人でも行っていましたが(何度か出るとなれるんですけどね)、今回のツアーではバスで空港からも、ロンドンからも送り迎えがあるので、それだけでも本当に楽。羨ましいなと思います。
英国占星術協会のほうも、とても歓迎してくださっているようで、非公式にではありますが、「何名かでも日本語ができる占星術家を呼んでおきたい」などと言ってくださっています。

公式なかたちではぼくもみなさんとお会いできるのは懇親夕食会と学会でのセミナーですが、大会の会期中は会場にいてぼくもレクチャーを受けているはずなのでウロウロしていますよ。
マギー・ハイドさんとのレクチャーの内容もこれから詰めていくところです。

この機会、ぜひうまく使ってください。

http://ttravel.jp/ttour/0906/E09S100/index.html

Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |