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July 30, 2009

7月30日 英国ツアー、あの人気サイト運営者も!

9月にT TRAVELさんと企画しているツアーなんですが
なんと、あの大人気星占いサイト運営者の方も
参加してくださることになりました!
な、なんと、筋トレの石井ゆかりさんです。

ご著書でその存在を知って以来、何度かお目にかかったり
講座などでもご一緒させていただいていますが
このツアーに参加していただけるとは。

本当はお名前が出ると騒ぎになるから
秘密にしておこうと思っていたんですが、
ご自身のサイトの日記で参加を表明されていたので、
http://d.hatena.ne.jp/iyukari/
僕のブログでお名前出してもいいですか?と確認したところ
「どうぞ、どうぞ」とありがたいお言葉。

ほかにも、ここではまだお名前をだしませんが
日本の人気アストロロジャーが参加してくださっています。
なんだか豪華なツアーになりそう。
こうなると公式プログラム以外にもいろいろアテンドもさせていただけそうです。
http://ttravel.jp/ttour/0906/E09S100/index.html

そうそう、ぼくは石井さんの近著『愛するひとに』(幻冬舎コミックス)に
推薦の帯を書かせていただいております。
よき星占いの書き手は、実はとても深い愛についての
思索者でもある、ということを示してくれた作品。
ぜひこちらもチェックしてくださいませ。

写真は英国近代占星術の父アラン・レオとその妻ベシイ・レオ

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Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |

July 29, 2009

7月29日 日食レポート

皆既日食の興奮がまだ冷めない鏡です。
いやぁ、あれは本当にすごい体験でした。
「日食、東京でもみれたよ」なんていう人もいますが、
声を大にして言いたいのは、皆既日食と部分日食とは
まるっきり、異なるものだということです。

宇宙のスケールの奇跡的な偶然で、
地球から見ると太陽と月の視直径がほぼ同じになっており、
更にその軌道の配置から起こるのが皆既日食。
月が太陽を隠し、そのためにふだんは見えないコロナが見え、
「黒い太陽」が浮かび上がります。
もう少し月が小さかったり距離が違っていたら、単に夜になるか、
あるいは目立たない金環食となって
コロナやダイヤモンドリングは観測できなかったでしょう。
プラトニストのいう宇宙の設計者(デミウルゴス)の存在を
信じたくなるような幾何学的な調和の奇跡を感じます。

その周囲には星の夜空が広がり、はるか下の水平線には
夕暮れのような風景が広がります。
食が進むと、気温がぐっと下がり、海の色も深さを増してゆきます。
今回のクルーズ(「ぱしふぃっく・びいなす」という客船でのクルーズでした)にはNHKの中継も入っていたので、その奇跡の光景を画面でご覧になった方も多いでしょう。
今回の旅で「日食病」「日食貧乏」というものがあるということを初めて知ったのですが、こうした症候群に患してしまう人が増えるのもわかります。
国立天文台のHPでこのときの日食写真がアップされています。
http://www.pr-naoj.jp/eclipse2009img/

日食病というのにたいしてクルーズ病というのもあると聞きました。
これもわかりますね。
横浜から出た船は2日かけて目的地に向かいますが、その間、さまざまなプログラムがあります。
デッキでプールやジャグジーに入るもよし、
夜はバーで飲んだりカジノを楽しむのもよし。
行ってみれば、海の上を動く大きなホテルにいるようなものです。
料金は安くはないし、ぼくも一生こういうクルーズを体験することなどないと思っていました。今回、日食ということだったので思い切って乗ってみて、その良さがわかりました。

ま、ぼくは牡羊座に月があることもあり、
旅先ではあちこち歩きまわりたいタイプなので
毎回、船、というのはまだ早いかと思いますが
たとえばもう少し親が年をとったときに一緒に乗ってみるのもいいかも。
なにしろ、荷物を持ち運ぶ必要がなく、航空機のように狭い席にも閉じ込められず
目的地へと快適にいけるわけですし、サービスも満点なのですから。

今回の旅でのメインプログラムは、なんといっても、
日本を代表する天文学者の方々の講演を聞けることでした。
これだけの顔ぶれが集まるのはすごいこと。
僕が面白いと思ったのは、宇宙航空開発機構の的川泰宣先生による、
糸川英夫と日本のロケット開発」というレクチャー。
糸川英夫という人物はご存知ですか?
「日本ロケット工学の父」と呼ばれる、
糸川英夫博士は実に多彩な天才でありました。
糸川博士なくしてはいまの日本の航空技術やロケット技術はなかったでしょう。
その名前は小惑星にもつけられています。
的川先生のレクチャーでは、ペンシル型のロケットを開発したときの工夫、
また、その途中での爆発事故などなど多くのスライドを使っての楽しいお話でした。
一方で音楽やバレエも自ら楽しまれ、独自の活動を展開。
そして、ぼくたちが恩恵をこうむっているのは
糸川博士がわかりやすいホロスコープ作成の入門書、
「糸川英夫の細密占星術」(1979年)「糸川英夫の未来占星術」という
二冊の本を出されていて、さらにアストロクラフトという、
ごく初期のコンピュータ占星術会社を
創設されていたということです。
まだパソコンが普及するずっと前のこと。
糸川先生のこの本格的な入門書は、今の現役占星術家を
生み出す大きな影響力になったのではないかと思います。
ぼくなども、高校に入ったころ
この本の巻末に掲載されていた参考文献の洋書を片端から取り寄せて
勉強したものです。
(小学校高学年のころに、はじめてホロスコープを
作ったのはこの本を使ってでした)

所用でこの講演の最後まではいられなかったのですが、
たぶん、糸川先生の占星術への関心については
ふれられてはいなかったのではないかと思います。
WIKiをみても今のところ、この占星術の入門書はアップされていません。
科学教育にはやはり、科学者と占星術のかかわりは
「噛み砕きにくいやっかいな石」なのかもしれません。
今思い返しても、ホロスコープの作成から、
続編では本格的なプログレッションの方法に至るまで
解説したこの本は画期的なものだったと思います。
やや専門的になりますが、『未来占星術』で紹介されていた
グラフを使ってプログレスのヒットの時期を出すという方法は、
「グラフィック・エフェメリス」という技法の先駆けです。
PC普及以前にこんな方法を「入門書」として
紹介していたというのはすごいです。
的川先生は、しかし、夜食の場で
お会いできたのですが、本当に上品で素敵な方でした。

僕が糸川先生と占星術のかかわりをお話した時も、
「ああ、『細密占星術』ね。広い関心をお持ちだったからなあ」と。
ぼくも緊張していて、糸川先生が一種のシャレ、
あるいは実験で占星術をやられていたのか
あるいは本気でとりくもうとされていたのか、そのあたりを
お伺いしたかったのですが、ちゃんと聞きそびれたのは残念でした。
それにしても一流の先生方のお話はいずれも素晴らしく、
内容もさることながらその話術にも引き込まれました。

ぼくは、渡部潤一先生と二人で「天文学VS占星術
というテーマで45分ほど話させていただきました。
[VS」なんて挑発的なタイトルが
誤解を生んでしまったかもしれませんが、もちろん、
「対決」ではありません。
日食についての天文学的なメカニズムを先生が、
そして歴史のなかで日食、月食がどのように
占星術や絵画のなかで描かれてきたか
などを
僕のほうで説明させていただきました。
いやあ、本当にいい思い出ができました。

さて、告知です。
ただいま発売中の雑誌VOUGUE
伊泉龍一さんとコラボして手相と占星術の掛け合わせの記事を提供しています。
そして、8月の富士見先生との講座もお待ちしていますね。
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/list.asp?CACODE=0001-1&KeyWords=%8B%BE%81@%83%8A%83%85%83E%83W&x=46&y=11
8月8日には「癒しフェア」でも講演します。

さらに9月のロンドンツアー、ぜひお待ちしています。
http://ttravel.jp/ttour/0906/E09S100/index.html

最後になりましたが……。
豪雨の被害にあわれた方、心からお見舞い申し上げます。
日食帯近くのエリアだったというのが皮肉です。
そして、自然を大事にすることの大切さ、改めて身にしみています。

Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |

July 24, 2009

7月24日 奇跡の光景

日食クルーズから戻るところ。
心配したお天気ですが 幸運に加え船長さんをはじめとしたチームの素晴らしい技術と熱意で完璧な皆既日食を体験することができました。

詳しくはまたご報告しますがとにかくすごかった!

写真は皆既中の水平線です。
昼でも夜でもない幻想的な光景。
黒い太陽の周りには夜空が出現し星が輝きます。ふだん見ることが難しい水星もはっきりと見ることができました。 まさに神秘!

帰宅したらまた詳細をレポートしますね!

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Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |

July 20, 2009

7月20日 日食観測クルーズの出港

すごい虹がでました。 ベランダからみると完全なアーチ!
日食直前の空のショーでした。

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そして 日食観測クルーズの出港です。
五日間のクルーズははじめて。
洋上から日食を拝めることを祈りながら!

それにしてもこのタイミングでの衆議院解散。 できすぎですね。 日本政府を表す天頂での日食。 伝統的には国の指導者に異変 ということです。
やはりシンボルは面白いですねぇ。

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Posted by 鏡リュウジ  旅行・地域 |

July 18, 2009

7月18日 カレン、ジェシカの道端姉妹と

トップモデルの道端カレンさん、ジェシカさん。
以前、ダンヒルのパーテイでお会いしてから、交流が続いています。
お二人、実は大の占星術ファンでとても詳しいのです。
一緒にいると、「火星がこの星座でーーー」とか
「あの人は月が○○座だから」とか自然に会話に出てきてしまう。

そのお二人と講談社グラマラスのIさん、博報堂のHさんと食事にいってきました。
以前、ブログで書いたように、ハリーポッターのプレミアでカレンさんにお会いしたので「ぜひ今度お食事を」なんていったら、すぐに実現してしまいました。
ギョーカイでは「今度お食事を」なんてのはまず、実際にはならないのにね。
会話は本当にスピから今後の仕事のことまで、盛り上がりまくり。
楽しかったな。
お二人、本当におきれいですが、それだけじゃなくて生き方にスタイルがある。
こういう人が若い女性に支持されるんだろうなあと感じました。

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さて、いよいよ皆既日食です。
ぼくは、国立天文台の渡部潤一先生のお誘いで客船のクルーズで観測。
今頃は船の上だと思います。

何度もいいますが、皆既日食自体は珍しい現象ではありません。
毎年のように世界のどこかでは起こっています。
ただ、それが見られる地域がごく限られているために、めったに見られないのです。
今回は日本の領土内で皆既日食が起こります。プトレマイオスなどの意見では、日食が見られる地域ではとくに何かの予兆となるということ。

ぼくの携帯サイトや「恋愛月占術」などで、この日食のパワーを十全に生かすヒントをお伝えしていますから、この機会にぜひチェックを。
また、伝統的占星術の日食解釈については『占星綺想』(青土社)に詳しく書きましたのでこれをチェック。

では、お天気がいいことを祈っていてくださいね。

Posted by 鏡リュウジ  日記・コラム・つぶやき |

July 17, 2009

7月17日 夢見の心理学

考えてみれば、「心理学」について語るのは久しぶり。
8月の講座では久々に、「心理学」について語ります。
「心理」占星術家を名乗っているくせに、なんたること!
対談の講座です。

富士見ユキオさんは、アーノルド・ミンデルという
実にパワフルかつユニークな臨床家の創始した
「プロセスワーク」の日本への紹介者にして、第一人者
このワークについての解説は、ここではしつくせませんが、
狭義の心理学をはるかに超えて、身体症状やちょっとしたしぐさ、
あるいはさまざまなイメージ、偶然などをすべてチャンネルとして
「たましい」の領域を探っていこうとする大胆なものです。

今回は「夢」に焦点を当てます。
占星術の伝統と夢の心理学の接点を中心に、
デモンストレーションを含めながら
場を作っていこうと思います。

いつものぼくの講座とは一味もふた味も違ったものになりそう……。
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=46785&userflg=0

Posted by 鏡リュウジ  文化・芸術 |

July 13, 2009

7月13日 英国トップ占星術家、マギー・ハイドさんからの緊急メッセージ

いよいよ、日本で見える皆既日食が近づいてきました。
今回の日食は、占星術の立場からすると、どんな風に解釈できるのでしょうか。

最近、ぼくと一緒にサイトを始めた、英国のトップ占星術家マギー・ハイドさんから日食に関しての緊急メッセージが来ました。
ここに翻訳してご紹介しますね。

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マギー・ハイドさんからの日食解説

今年の真夏、7月22日。真昼に、「夜空」が現れます。このとき、わたしたちはいつもとは違う、もう一つの世界を見る視力、「透視力」を得るのです。このとき、空が晴れていれば、真昼に金星、火星、土星、そしてもっとも注目すべき水星をわたしたちは、本来、昼間の空に見ることができるはずです。

占星術的には、日食が続く時間(分単位)と同じ時間の年数、その影響力が続くと考えることができます。伝統的な占星術では、欠け始めから欠け終わりまでの時間(時間単位)と同じ数字の年数分、影響が続くとされていますが、象徴的には、空が真っ暗になる「真の闇」の分数が重要になるとわたしは考えます。今回の日食の継続時間は今世紀最大。硫黄島では皆既の食の時間は、6分39秒続きます。つまり、占星術的には今回の日食の影響は6年以上も続くということになるわけです。
ここでは、その最初のインパクトを見てゆきましょう。

まず、「失われた愛」の物語が日本の人びとの想像力をかきたてることになると考えられます。これは8月25日ごろに出てくるでしょう。それが何かわかりませんが、失ったものへの憧憬やはかない愛といったことがテーマになりそうです。
続いて10月半ば(15日から17日ごろ)に火星が日食の度数を刺激、怒りの激流が国家の指導者たちを大いに動揺させることになりそうです。
中国の経済にもこの日食は大いに影響するはずで、太陽は黄金を象徴しますから、金の相場も大きく変わります。(実際、99年、英国で皆既日食が見られたとき、ときの財務相であったゴードン・ブラウンが国庫にあった金のおよそ半分を手放し、それがのちに大いに英国経済を揺るがせたのだと思います)
日本政府は金を守るべきでしょう。
一方、明るい話題としては音楽の才能がある子供がこのころに懐胎されるか誕生、その子が7歳になるころには人びとはその才能を大いに誇りに思うことになるでしょう。

日食が今回起こる、蟹座29度は魔術的、錬金術的なポイントです。ここは蟹座と獅子座とのちょうど境界線。月を支配星にもつ蟹座と太陽を支配する獅子座の境界線であり、このちょうど間のポイントで、太陽と月が結びつくのです。伝統的には、太陽と月の結婚は錬金術のなかで、大いなる技の完成を示すものでした。この日食の間、ぜひ、自分の内面を見つめてください。隠されている本当の想いに気がついてください。あなたも、普段は見えない、内なる自分の宇宙を「もう一つの目」で見ることができるようになるはずです。

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9月にはマギーさんとぼくの特別講座を含む、
英国占星術ツアーも企画されています。こちらもぜひ!
http://ttravel.jp/ttour/0906/E09S100/index.html

Posted by 鏡リュウジ  日記・コラム・つぶやき |

July 07, 2009

7月7日 ハリー・ポッターに会いにいってきました。そしてアロマ。

楽しみにしていた、ハリー・ポッターシリーズ最新作、
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のプレミア試写が6日、有楽町の国際フォーラムで行われました。
ご招待いただいたので、もちろん、万難排して参加。
ハリーはうちの甥っ子だと勝手に思っているくらいですから。笑。

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▲ハリー.ポッター 試写会パンフレット

残念ながら、今回は出演陣や監督の舞台挨拶はなかったものの、熱心なポッタリアン(ポッターファン)らが会場にはたくさん。
会場前でモデルの道端カレンさんにばったりお会いしたり。
おや、横の席はコスプレした筋金入りのポッタリアンだな!と思っていると、シンガーの相川七瀬さんと美少年マジシャン、ALeXくん
相川さんは、ご存じのとおり、ロックシンガーとして大活躍ですが、一方では最近は、カラーセラピストとしての顔もお持ち。
お会いするのは初めてでしたが、そちらの方面からの活動は存じ上げておりました。
やはり何か魔法つながりなんですねえ。
ALeXくんとは昔よく一緒につるんで遊んでいて、伝説の奇術師フーディーニのことなど、奇術の歴史のことなど教えてもらっていました。
19世紀末から20世紀初頭には伝統的な魔術、勃興した心霊術、そして懐疑主義的な奇術、さらに科学がそれぞれ錯綜し、混交する状況でロンドンのオカルトシーンを構成していました。
なんだか、ハリーの大スクリーンの前で、伝統的魔術の伝統につながる占星術家と、不思議を愛しながらも近代的枠組みに生きるマジシャン、そして心霊主義的ヒーラーの伝統を継ぐセラピストがそろったのは、不思議な歴史的奇縁だなあなどと勝手に思っていたんですが……。

さて、本題のハリポタ最新作。どんどんとスリルが増しています
詳しくは原作で、あるいは映画館でご覧になっていただきたいのですが、個人的にはスネイプ先生のもう一つの顔に大ショック……。
それは……内緒です。

そうそう、それから。
ただいま受付中の、パソコンで香りを配信する「香り通信 iAroma」無料モニター募集も大好評。
http://www.i-aroma.jp/kagamiryuji/
かなりの倍率になっているようですが、ぜひどうぞ。
そのなかで、大好評につき初回ロットはあっという間に完売してしまったワタクシ、鏡プロデュースのローズ・エアミストVENUSを抽選でプレゼント中
こちらだけでもお申込みいただけます。
天然のフランス製ローズ水にローズクオーツを仕込んだもので、金星の力を引き出す工夫がされています。某作家の方は「これ使ったら結婚できたの」なんておっしゃていましたが……。

ハリーの通うホグワーツ魔法学校では、ぜひ、魔法薬学科の授業でこのローズミストの調合法を課題にしてほしいくらいです。笑。

魔力はともかく、クオリティは非常に高いので、とてもおすすめ。
これを使ってから安眠できて、夢見がとてもよくなった、という声もうかがっています。

Posted by 鏡リュウジ   |

July 01, 2009

7月1日 ドラゴン桜・講師に鏡リュウジ!?

テレビドラマにもなり多くの受験生、そして大人たちにも
感銘を与えたコミック「ドラゴン桜」
受験がカッコイイと思わせてくれた作品でした。

その作品からスピンオフして出版され、40万分のベストセラーになったのが
「ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書」(講談社)。
今回、その第2段が発売になりました。

サブタイトルは、「『勉強』と『仕事』はどこでつながるのか」。
今回の講師陣は6名。ジャズシンガーの綾戸智恵さん、「サイゼリヤ」創業者の正垣泰彦さん、数理物理学者で「渋滞学」で話題の西成活裕さん、「フラガール」などで知られる映画監督の李相日、そして、ワタクシ、鏡リュウジです。
前回の本が「勉強」へストレートに切り込んだものだったのに対し、今回の本は、社会で活躍するオトナたちが自分たちの「勉強」といまの社会生活をどんなふうに「つなげて」いったのかを本音で語るという試み。
16歳の若者はもちろんのこと、大人の方にもぜひお勧めしたい本です。

まあ、考えてみれば、占いなどというアヤシイ仕事をしているぼくが
「立派(?)な大人」の一人としてこのような本に登場していること自体が
現代のパラドキシカルな状況をあらわしているようにも思うのですが、
このあたりは面白いですね。

で、ここからは、この本を読むオトナの人への、おせっかいな補足。
ぼくは社会学者じゃありませんからハナシハンブンに聞いてください。

ありていにいってしまえば、かつて、「勉強」「受験」は、社会階層に応じた教養、つまり「共通の言語」を得ることで、その階層に参入するための手形として機能していたと思います。これは真に実学的な技能取得を別にして、ということですが。
だからこそ、「学校の勉強なんか社会に出てから何の役に立つの」というもっともな疑問が出てくるわけですし、オトナたちはそんな疑問をぶつける子供たちにたいして、様々な詭弁を弄する必要もあった。
確かに、これは一方から見れば偏向した「学歴社会」だし、逆にいえば、出自に関係なく、誰でも「勉強さえすれば」社会階層を上昇することを可能にする、自由を保証するシステムだったともいえます。
山田昌弘さんの本などを参照するとわかるのですが、これは別の見方をすると、学歴上昇コースの途中でほかの道を選んだとしても、「俺は若いころ勉強せず遊んでいたから」「出世できない」けれど「人間的なつながりを生み出せるぜ」というソフトな諦めと希望を巧みに作り出す制度だったという解釈もできます。
けれど、社会の流動化が進んでゆくと、そうしたリニアな階層分化の虚構性がはっきりと見えてきてしまいます。
かつては芸能人(芸人)、芸術家、あるいは学者などにしか許されなかった社会階層のジャンプを身近にみることもできるし(その逆の転落もありますが)、国際化が進むことによって共通言語、階層内の符牒としての「教養」のもつ機能が低下してきた、ということかもしれません。自分探しブーム、資格取得ブーム、自己啓発的なビジネス書のベストセラー化などの背景には、こうした社会変動、もっといってしまえば社会認知の変動があるのではないでしょうか。

占星術的にいえば、冥王星が射手座(教育)にあった時代に、かつての教育システムが大きく変容し、今後、冥王星の山羊座(社会の基幹部)の時代にそれがはっきりと実社会のなかで見えてくる、ということになるのでしょう。

今はその過渡期だと思いますし、誰も「答え」は持たないのだと思います。
しかしそんなときだからこそ、「ドラゴン桜」編の講義がいろいろな意味で面白いものになってくるのでは。
大人の知性をもって、これらの講義を聞くと、さらに面白いインサイトがあると思います。

Posted by 鏡リュウジ   |