9月24日 無事帰国しました
無事イギリスから帰国しました。
水星逆行、そして土星と天王星を新月
がヒット、という恐ろしい星周りでの旅。
無事みんな大きなトラブルもなく(と信じています)帰国できたので、星をサバイブできたことになるのかな。
ぼくとしてもこのテのツアーは初めてだったし、T travelさんとしても、占星術協会大会参加などという、ややこしいリクエストは初めてだった(というか会社自体が立ち上がったばかり)ので、参加者の方にはいろいろ不手際もあったかと思います。
どうか、星のせいもあってということでご容赦いただければと・・・。
さてさて、皆さんにご満足いただけたかどうかはともかく、ぼくとしてはかなり充実した旅だったのではないかと思っている。
学会の様子は、現地から逐一、更新されていた(すごい!)
石井ゆかりさんの日記などをごらんいただけるといいけれど、ほかのことも少し。
インサイド日記のようなものです。
みなさんが到着されるのが16日15時過ぎ。
毎回ぼくもこの時間帯の飛行機を使うので、だいたい、ホテルにチェックインする時間の予想はつく。
送迎バスが迎えにいっているが、イギリスの厳しい入国検査、そしてちょうど通勤ラッシュにぶつかる時間なので普通よりはホテルにつくのが時間がかかって、だいたい6時ごろになるかなあと。
お忙しいみなさんのこと、1週間体をあけるために、たいていは徹夜明けのような状態で搭乗されるのではないか。
しかも狭い機内に閉じ込められて、体は疲れ切ってはいるはず。
しかし、9月のロンドンは8時ごろまで明るいし、初めての方だと一種の興奮状態もあって、すぐに寝ちゃうのはもったいないと感じるはず。
正規の行程ではチェックイン後、各自、御休みいただくか、お食事、ということになってるのだが、最近ではホテルの食事情はよくなったとはいえ下手に入ると、おいしくないものにあたってしまって、英国の第一印象が悪くなってしまう。
ということで、勝手に「15人」と、プリムローズ・ヒルのギリシャ料理レストランを予約。
無事、飛行機がつくかひやひやしている中、ご希望の方だけ参加していただく。
ほぼ予想通りの16人の参加。
タクシー4台に分かれて、15分ほどのドライブで、高級住宅街のレストランで初めての食事。
本当にお疲れのところ、無理やりおつきあいいただいたのではないかとも思うけれど・・・。量の多さにびっくりしたが、味はマル。
ジュード・ロウなんかもすんでいたという噂の高級住宅街の雰囲気も味わっていただけたのではと・・・。
翌日とその翌日は基本的にロンドン市内
自由行動・・・なのだが、それだけではせっかく参加していただいたのに味気ない。
グループを二つにわけて、ガイドツアーを勝手にやることにした。
つまり二回まわし。
ロンドン中心部は結構狭いのでホテルからも歩いて回れる。コースはこんなかんじ。
まずは大英博物館にいって、エリザベス女王についていた魔術師にして数学者のジョン・デイー博士の魔法の道具を見学。
エジプトの神々やギリシャ、ローマの神々に参拝、ちょうどやっている日本の土偶の展示などなど、本来やることは満載。
でも大英博物館にいると何日あってもたりないのでデイー博士の魔法の鏡と魔法円を見てすぐに館をあとにする。
後ろ髪ひかれること、このうえないのだが。
ミュージアム・ストリートにある老舗のオカルト書店、アトランテイスへ。
前もって、ツアーのみなさんに説明を、とお願いしておいたのでアトランテイス書店の歴史を女性店主のジェラルデインさんが説明してくださる。
ノーベル賞詩人のイエイツや希代の魔術師クロウリーが通っていたこの書店は「オールド・エイジ」でいま流行の「ニューエイジ」的なものではない、と強調されていたのが頼もしい。
パトリシア・クローサーの新刊やペイガン関係の本があったり、ついその前の日曜には英国近代魔女運動の母、D.ヴァリアンテの没後10周年を記念する集会があったことなども漏れ聞く。
うーん、タッチの差で参加できなかったことが残念。
本当ならここで英国発のウイッカの来歴などもゆっくり説明したいのだが、時間の関係でこれはできず。
そのまますぐそばのアストロロジーショップへ。
店主のバリ氏もこの店の歴史などを説明してくれる。
思い思いにみなさんは本を買ってくださったり、コンピュータ占いを楽しんだり。
一本道を隔てたニューエイジ、オカルトショップの「ミステリーズ」は場所だけをお伝えして、そのままフリーメイソンのグランドロッジに。
ここで数々のレガリア(儀式用品)を見たりしたのだが、2回目のグループの方はとくにラッキーだった。
ちょうど、メイソン側のツアーの時間にあたっていて、参加できたのだ。
なんと通常は入ることのできない、儀式、集会場の広間や回廊などに通していただき、そのシンボリズムや歴史をご解説いただけたのだ!
小さな体育館ほどあるのではいかと思われるホールには巨大な玉座があり、有名な市松模様の床。
高い天井やそびえる壁には、占星術のサインを含むさまざまな象徴がちりばめられ荘厳な雰囲気を出している。
一次大戦ののちに修復、改装されたというホールには戦没者を悼み、平和の誓いを刻むさまざまなシンボルも存在する。
メイソンはもともといくつも点在するローカルな慈善団体にして紳士倶楽部的なものだったが、それが大きな組織に融合していき、ついには国王も会員として(グランドマスターとして)参加していた時代もあった。
もちろん、メンバーの宗教的、政治的信条は「神を信じる」という点を除いてはさまざまであった。
そうした広い傘下の団体の会員のなかには、とくに秘教へ傾倒したものもいて、メイソンの儀式や位階構造と西洋の密儀のシンボリズムを融合させてさまざまなオカルト結社が誕生していったといえるわけだ。
近代の占星術やタロットの歴史はここを避けては通れない。
その後、二ールズ・ヤードという、カウンターカルチャーのにおいがぷんぷんする一角、かのアロマの「ニールズ・ヤード・レメデイズ」の本店のあるところでお茶。
その後、ロンドン最大の精神世界専門書店であるワトキンスへ。
狭いエリアでの散策だがこれでざっと3時間半。
ほぼ歩きっぱなしである。頭もフルに使うし、けっこう大変だったのでは。
みなさん、お疲れ様でした。
でも、心霊主義チャーチでの霊媒の実演だとかロンドン塔の幽霊話だとか、17世紀の大占星術家リリーの御墓だとか、ほかのショップだとか、スエーデンボルグ協会だとか神智学協会の書店だとか、ローカルなグループの魔法集会だとか、本当はご案内したい場所はたっくさんまだまだあったんですけれど・・・。
ぜひまたやりましょうね。
反省としてはデイー博士だのガードナーだの、イエイツだの、固有名詞が次々出てきて予備知識がないと大変だったかも。
次回は勉強会をしてからにしようか。
でもせっかくのロンドンだし、ミュージカルとかグルメとかそうしたものも楽しんでいただきたいし、と勝手コーデイネーターとしては悩むところなのでした。
そして翌日は、いよいよ英国占星術協会年次大会への参加なのだが、この続きはまた。
















