September 01, 2009

9月1日 日食に始まり日食におわる政権

無事に日本に帰国。

政権交代という歴史的な雰囲気。

イギリスのテレビや新聞でも、ずいぶんと大きく日本の政治変化が報じられていました。

以前にも書きましたが、日本の領土内で皆既日食シンボリズムが、見事にはまっているかんじです。

なにしろ、皆既日食の前日に政権交代につながる議会解散ですから。

太陽は伝統的に王、つまり「国の指導者」を象徴しており、それが食されることは為政者に異変があることを示す、というのが占星術=錬金術的な公式です。

面白いのは自民党が結成された1955年にも、日本で皆既日食が見られたことで、しかもこれも7分12秒にもおよぶ長いものであったことがわかります。

つまり占星術的には20世紀最大の日食で始まった自民党が、21世紀最大の日食で歴史的なターニングポイントを迎えた、ということになります。

合理的な視点からすると、もちろんこれは「こじつけ」なのかもしれませんが、皆既日食の不思議な「昼の夜空」を体験した身としては、そうした占星術的イマジネーションの強力さを感じざるを得ません。

来年には欧米で「カーデイナル・クライマックス」と呼ばれる、まさに100年に一度、いや、未曾有の星の配置になります。

こうした星のシンボリズムについては、携帯サイトや、来年度の手帖など、さまざまなところで披露していこうと思います。

Posted by 鏡リュウジ  経済・政治・国際 |

October 08, 2008

10月8日 円高はうれしいのだけれど……

日本人がノーベル物理学賞を総なめにしたという
うれしいニュースもあったけれど、
気になるのは世界経済のゆくえ
「世界恐慌」なんて言葉もつい頭をよぎってしまいます。
冥王星が山羊座へと移行し、土星と天王星の180度、
ついでおこる土星と冥王星の90度というまじかに迫った
星の配置を考えると、つい暗いほうにイメージが動いてしまう。

山羊座の冥王星は世界のヘゲモニーの激変、
(冥王星は死と再生、山羊座は社会の権力機構、システムを象徴)
また土星と天王星のハードアングルは経済の破綻とそれがもたらす
紛争、土星と冥王星の角度はテロや民族紛争といったものを
象徴するとされているのですから。
ホロスコープの機軸(活動星座の0度近辺)で
おこるこれから2年ほどのハードアングルは
おそらく世界の力学を大きく変えてゆくことになると
占星術の立場では解釈できます。
(当たるかどうかはもちろん、わからないけれど)

そもそも、今の経済はぼくにはとても奇怪に映ります。いまや
現実の物質になんら対応するものがない貨幣という数字。
「信用」という幻想を担保に、電子の速度で飛び交い、
それ自体が生みの親である人の手を離れて独自の
生態系をいつのまにか形成し、
そのジャングルが逆に人間の生活を脅かしている。

経済のしくみがよくわからないぼくにはそう見えてしまうのです。

一部の超権力者たちが世界のマネーを牛耳っていて
コントロールしているという陰謀論が後を絶ちませんが、
ぼくからすると、もしそれが現実ならそのほうが
かえってましな気がします。
むしろ、人が生み出した貨幣というシステムが
人の手を離れ、増殖し、自律性をもっている
この現実のほうがかえってコワい。
複雑系であるがゆえに、単一の制御機構では統制できない……
つまりは何が起こるかわからない、といのが実情だからです。
陰謀論者の意見は、そのコワさに耐えられない人々の
願望充足によって生み出されている、というのがぼくの解釈。

占星術の立場では、いまの木星と土星の120度が
なんとか今回の危機を救ってくれるだろう
、とまあ、
根っから楽観論者のぼくはそう思っていますが
今後は経済のありようについても
ちゃんと見ていかなければいけないんでしょうね。

ま、英ポンドが安くなったのは
ぼくには喜ばしいことなんですけれど。
いまのうちにポンド買っておこうかなあ……。

Posted by 鏡リュウジ  経済・政治・国際 |